偽物に注意しましょう。ベトナムでコンドームを購入する際の注意点をまとめてみた

はじめに

今回は、前回に続き、ちょっと変わったテーマです。
個人的には、知られてないけど知るべきテーマだと感じております。
ベトナムでコンドームの購入する際に知っておくべきことについてまとめたのでお話しします。リソースは、実際に販売店舗に足を運び、様々なデータを調査したうえでの考察になります。(因みに、売春も法律で固く禁じられています。しかし、実際アジアでは、そういったサービスを提供する風俗産業は盛んです。またベトナムでは、外国人男性が夜22時以降にベトナム人女性と同室にいることも禁じられていますので、ぜひ頭に入れておいてください。)
少しでも夜遊びしようと思ってる方は読んで頭に入れておくだけでもいいと思います。  

 

ベトナムでコンドーム購入時に知るべき4つのこと

・コンドームマーケットの変革 ・販売されるコンドームを疑え! ・購入の際に気をつけるべきこと ・コンドームの販売店

 

コンドームマーケットの変革

まず、コンドームの販売に関して、これまでの供給先がどこであったのか、そして今の構図はどうなっているのかをお伝えします。

2010年以前、世界銀行によるとベトナムは低所得国としてみなされていました。 その当時は、全国のコンドームの約80%は国際援助プログラムによって寄付され、高品質であり、無料で、あるいは大幅に助成された価格で配られていることが保証されていました。

しかし2010年、ベトナム経済は非常に成長し、「中間所得」の地位を獲得し、対外援助額は大きく減少したようです。 現在、すべてのコンドームの15%ほどが公共部門からのものになり、残りは、海外から持ち込まれたり、薬局や小売店が販売している構図になっています。

 

販売されるコンドームを疑うこと

先ほど、コンドーム市場の変革が起きたことをお伝えしました。 以前は、流通しているコンドームはほとんどが公的部門から援助さているものだったので、品質に対しての懸念が全く必要はありませんでした。 しかし、近年、海外から非公式で持ち込まれたものも多くなり、品質検査を受けていない粗悪品が販売されているのが多くなっているのです。 いまだにベトナムにおけるコンドーム市場の販売規制は非常に緩いもので、基準を満たしていない多くの粗悪品が市場に出回っているのが事実です。

ベトナム保健省の調査によると、国内で販売されているコンドームの85%は元のブランドでは販売されていないことがわかりました。要は、市場に出回っている80%以上が偽物であるということになります。

2019年にもコンドームを不正で製造し、供給していた業者が摘発され、捕まっています。 こちらの記事です。 https://vietnaminsider.vn/vietnam-hands-four-smugglers-over-to-china-for-allegedly-running-a-fake-condom-and-lubrication-production/

ベトナムでは毎年約5億から6億個のコンドームが使用されていますが、 ほとんどのバイヤーは製品のデザイン、香り、価格のみを考慮し、品質を無視していることも判明したそうです。

ですので、ベトナムでの購入の際は、適当に判断しないで、偽物を購入しないよう気をつけるようにしましょう。 では、購入時にどんなことに注意すればいいのかを紹介していきます。  

購入の際に気をつけること

では、コンドームの購入の際に気をつけることを紹介します。

  1. 正規の薬局やクリニックでコンドームを入手するのが最も安全です。 地元の店でコンドームを入手する場合は、基本的に注意してください。
  2. 個々単一で買うのではなく、箱でコンドームを入手することをお勧めします。
  3. 公式価格よりも信じられないほど安い場合は、買わないようにしましょう。  
  4. 箱はしっかり封印されているかや有効期限を確認しましょう。
  5. 印刷物が読みやすく、スペルや文法の間違いがないかどうか、画像は鮮明で、バーコードはあるかなどを確認しましょう。

以上の5つを絶対に覚えておくと良いでしょう。  

コンドームの販売店

じゃあ、結局どこで買えばいいの? ということですが、主に販売店は3種類あります。

  1. コンビニ ほとんどのコンビニで売られているでしょう。 レジ前に配置されているお店がほとんどです。 DUREXのような有名ブランドの製品がありますが、偽物の可能性も高いので注意しましょう。
  2. 正規の薬局 薬局で買うのは一番正しいと思います。 少し値段は高いかと思いますが、基準を満たした商品であるので、値段を気にしない方はそちらで購入することをお勧めします。 ただ、薬局でもただ薬を販売している非正規の薬局も多いので注意しましょう。
  3. 専門店 こちらは、コンドームだけを販売している専門点になります。 基本的に「Bao cao su」と書かれた看板がお店の前に置かれています。 ほとんどが、小さい店舗で、棚にコンドームが並べられているだけです。 お店の人もあまり詳しくはないので、自分で判断して買うことになります。因みに、コンドーム専門店については、前回記事に載せておりますのでご参考に。

以上の三つが挙げられます。参考にしてください。  

まとめ

・コンドームマーケットの変革 ・販売されるコンドームを疑うこと・購入の際に気をつけるべきこと ・コンドームの販売店 
ベトナムのコンドーム市場はまだまだ規制が緩く、整ってないのが現状ですが、これらの被害を受けないためにもしっかりとした判断軸を持ってください。 これを読んでくれたということは、きっとベトナムに興味があるということだと思います。 ベトナムで夜遊びをする際は、くれぐれも気をつけて意識して行動しましょう! ではでは。