ダナンはどんな街?ダナンはリゾート都市としてどう存在しているのか。(ダナンはこんな街)

「ダナン市は注目すべきリゾート都市!」 「ダナン市はベトナム中部のビジネス重要拠点!」 「住みやすい街ランキング〇位!」 ダナン市も多くの日本人から注目され始めて、 多くの日本人からそんなことが言われるようになりました。 実際ダナンってどんな都市なんだろう??  

はじめに。

今回は、簡単にダナン市を”リゾート”という点からお話しします。 (別記事でビジネス視点のダナンをお伝えします!) 私はダナン在住2ヶ月ほどですが、 ローカルからビジネス、 ダナン市からクアンナム省、フエ省にて活動してきました。 ローカルに関しては、人々の衣食住を多くの現地民の家庭の元で過ごして観察してきたことをお伝えします。 もちろんテトという旧正月の長期休みも現地の生活に触れ。 最近は、最貧困地域とも言われるカトゥ族も住むフックソンという山奥の村で過ごしてきました。 ビジネスに関しては、現地歴10年の在住のアクセラレーターに密着してダナンIT企業・施設や インキュベーションセンターを通してお話をお伺いしています。 一般のバンカーや不動産業者、政府関係者、ホテル関係者を通しての情報にもなります。 また、実際に自分のビジネスを今後動かしていく際の情報も含めてお話しします。

 

 

余談ですが、私が訪れたカトゥ族に関して、 様々な人や団体が貧困から守るためにサポートをしているということを発信していますが、 少し誤解があり、現時点で支援されているのは、”ほんの一部の地域のカトゥ族だけ”。 つまり、カトゥ族は様々な地域で暮らしています。 それを”全てのカトゥ族の支援”と理解するのは間違いです。 山奥ではより都心に近い少数民族とは違った現状があることを理解して欲しいです。 こちらは別の話題なので、詳しくまた別の記事にてお話をしています!

 

  さて!!! なぜ、ダナンがリゾート都市としての魅力をもてるのか!? そしてダナンの魅力がどこにあるのかをすこ〜し深めの視点でお話しします!!!    

 

住んだら納得!ダナンはリゾート都市!!!

私が実際に生活してきて、実感としてはリゾート都市としてのブランド力はすごく高いなと感じました。 その大きな理由が、治安・衛生環境、地理的環境、不動産、そしてバイク社会・交通になります。

治安と衛生環境


ダナンの素晴らしい所として別記事でも取り上げさせていただいた、 街の治安そして衛生が先進国に引けを取りません。 ダナンのゴミ箱についての記事です。 こちらのダナン市政府と市民の隠れた取り組みが1つの理由かもしれません。

ダナンが行なっている環境都市宣言やサミット開催地となったことも大きく関係しているように思います。 リゾート地としての魅力の1つにクリーンさや治安の良さがあるとダナンに来て気づきました。 ホーチミンハノイと比べてみると実感できるのですが、 街中にゴミ箱があり街がクリーンに保たれていること。 そして、静かな時間が流れていること。(おそらく人口も関係するのかな?)  

 

地理的環境


ダナンの魅力は何と言っても約60kmを誇るミーケビーチと ダナンの心臓を流れるハン川ですよね。 この、河川と海に囲まれた地形こそダナンの魅力です。 そしてダナン内外には多くの世界遺産や自然遺産があります。 北に行けば、大自然のハイヴァン峠、そして世界遺産フエの王宮。 東に行けば、ダナンが誇る大自然のソンチャ山ミーケビーチ。 西に行けば、クアンナム省大自然山奥のテーマパーク バーナーヒル。 南に行けば、世界遺産ホイアンミーソン遺跡。 東西南北どこに行っても楽しめることが多くの観光客を惹きつける要因ではないでしょうか。 そしてもう1つ!!! 人口です。 ダナン市の人口は増加中ではありますが約130万人、 ホーチミンハノイのような1000万人年に比べるとやはり少ないです。 コンパクトな街ではありますが、ダナンの人口は少なからず静かで綺麗な街を作り出しているのかもしれません。  

 

不動産


ダナンが、注目されているのが不動産。 不動産としての価値はここ5年で10倍に跳ね上がったんです。 多くの投資家がそこに目をつけると起きてしまったのが、大規模なホテルの建設ラッシュです。 さらに、多くのベトナム人がそこに目をつけたことで、 レストラン、ホステル、カフェや美容系といったような個人経営あるいはフランチャイズでの観光客向けの施設が増えるようになりました。 それによって、 ビーチ沿いには5星ホテルやレストランが建ち並び、 少し内側に入ると多くの観光客が観光しくつろげる街が勝手にできているように感じました。 リゾート地としての観光客が滞在できるシステムがダナン市のブランドを作っているのでは。。  

 

バイク社会と交通


いや〜ベトナムって信号少ないし、バイク多いし危険じゃないの?? というのは、私も思ってましたよ。 でも、そこがポイントで、逆にある意味過ごしやすいんです。 どういうことかというと、交通渋滞が起きないというメリットがあるんです。 そして、Grabのようなタクシーサービスがあることも手軽な移動ができるメリットでもあるんです。 そして、デリバリーサービスが普及していることも、バイク社会であり交通が少ないからこそ観光客にとって利用しやすいですしね。  

 

まとめ

今回は、ダナンをリゾート都市という視点で簡単にお話しさせていただきました。 ダナンは、ここ10年〜15年で圧倒的に発展してきた都市です。 リゾート都市として開発が進み、現在では不動産を中心に経済が発展してきているという印象ですね。 典型的な東南アジアの発展パターンのように感じますが、まだまだ他の国や都市とは違う数多くのリソースや要因があることが今回発見できたことで、新たな独自の形として発展を期待します。 リゾート都市、ダナン!!! 今後の発展をこの目で見ていくぞ!10年後、地球にも優しい持続性のある都市であることを願い。。。 また次回お話する中で、Itのオフショア率が圧倒的に高いという情報にもありますが、ビジネス面でも独自の発展に期待が持てます。 まあ、そんなこんなで今回は、こんな感じで終わります! 次回は、ビジネス視点でお話させていただきます!