ダナンのゴミ箱に隠された秘密/Danang

Trash can(ゴミ箱)

ダナン市内では、これをよく目にする機会があります。 少し話を逸らしますが、発展途上国という言葉を聞いた際、 多くの人々が清潔感に対し、 ”汚い”、”臭い”、”ポイ捨てが多い” といったイメージを持ちます。 さて、ダナン市内はどうでしょうか。。。  

 

LIKE THAT!!!! very beautiful!!!!! ここ近年、ものすごいスピードで発展してるアジアにおいて ここまでの状態を維持するのは、はっきりすごいなと感じます。 ダナン政府はよく頑張ってるなと。 もちろん、観光客誘致のための発展とブランド化はすごく重要ですが、 清潔であることが何より、移住者や観光客の心を掴む要因にもなるのではないでしょうか。 これは私の客観的な感想ですが、多くの旅行者がそれを感じれると思います。 そこまでキレイでいられる理由がTrash canに隠されているのではないでしょうか。

 

Trash canが有効になる理由


まず、重要なポイントとして、

  1. 人口
  2. 環境都市宣言
  3. 時間

①人口


ダナン市の人口は、2019年4月1日時点で113万人(ダナン市統計局より) つい2年前に100万人を超えたとされています。 もちろんその当時から、ダナン市によるTrash canの取り組みは行われていました。 そのことを考えると、100万人規模での政策はよりコントロールしやすかったのだと思います。 多くの別の地域でもこのような取り組みは行なっていますが、 例えば、ホーチミンでは900万人近くの人口であることを考えると、 人々の意識をコントロールするのは非常に難しそうに感じます。  

②環境都市宣言


2008年ダナン政府が環境都市宣言を行いました。 ASEANの重要都市として、「ASEAN環境持続開発都市賞」を受賞し、 様々な環境プロジェクトが活発に行われています。 また、2017年には、APECアジア太平洋協力会議が行われました。 環境都市としてのブランド化が進む中、こうした環境への取り組みも 自然と意識づけらレているのだと感じます。

 

③時間


一般家庭のゴミ処理は、どうなっているのでしょうか。 場所によっては、回収する時間もありますが、大きなゴミ箱があったら、 いつでも捨てることが可能のようです。 しかし、団地などの複合型施設は、ゴミを出す曜日や時間が決められているそうです。 ベトナムはゴミの分別もありません。 特にホテルなどの業者は、自由な時間にゴミを捨てるそうです。     Trash canを設置する背景でも、ダナン市には様々な動きがあることがわかります。 観光都市として発展するためには治安維持もすごく大事になります。 こういった、目に見えるところから徹底することはまちづくりとして非常に重要だと感じます。 今回の記事は、あくまで私の意見です。 ご質問がある方は、コメントからよろしくお願いします。